子供の頃日舞を教えてもらっていたハナ先生
引揚者住宅の一角に三味線の音色が響いて
護国神社からの風が通る場所
護国神社に手を合わせても
お稽古に行かないなら
絶対に通ることのないような路地裏
ハナ先生は
いつもニコニコ笑顔で
想いを込めて舞うんだと
身体の使い方1つで
美しくも醜くもなると教えてくれた。
醍醐寺で加行中によく思い出して~
仏様の前で美しくありたい、とか
醍醐寺の中に佇んでいる自分が
一幅の絵の様でありたい、とか
いくら加行が辛くても
時間に追われて忙しくても
品格を失わないようにとか
そう思って頑張ってたなぁ(#^.^#)
舞妓さんになりたいと子供心に思うほど
大大大好きだった日舞
ハナ先生が亡くなられて
他のどの先生でもダメで
結局日舞もやめてしまったけれど
身に着けた教えは未だに無くならない
| 10:56 | 未分類
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